やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

風雲児たち幕末編第17巻、迷い猫第2巻、そして海の御先第8巻

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久しぶりにコミックをいくつか購入。
まずは、風雲児たち幕末編の新刊。
今回のキーワードは暴走の一語に尽きるかと思います。
大老井伊直弼の暴走と吉田松陰の暴走。
ただ、どちらも自分の信念を持っているという点では共通しているんですよね。歴史上の戦いが善と悪の戦いでは無く、あくまでも主体的な正義と主体的な正義の戦いであるという事実を如実に示している例であると思います。
そして、生き永らえた西郷吉之助の決意と、謀略家としての岩倉具視の台頭。
井伊以降の動乱で主役を演じる二人が、更に存在感を増して来たところが見所ですね。

続いて、迷い猫オーバーラン!の第2巻。
結局、原作はまだ未読のままですので、原作を絡めた論評は出来ないのですが、矢吹先生らしさが色濃く出た作品になってるなあという印象を受けました。
話も面白いですし。
また、続きのコミカライズをやって欲しいですね。

最後に、海の御先の第8巻。
新キャラは登場しましたが、ストーリー展開はのんびりとした感じでした。
嵐の前の静けさなのでしょうか?
まあ、いずれにしろ決着はつけないといけないでしょうから、跡に延ばせば延ばすほど展開が凄い事になりそうな気もしますけどね。