単にアップルの真似をしても無意味かと

iPhoneやiPadなどの成功を受けて、そのエッセンスを模倣しようとする動きがあるみたいですが、単にアップルの真似をしても無意味かと思います。
企業には存立する目的があり、その目的にかなう方向性で事業を推進していくわけですが、アップルはその目的と方向性が明快だったというのが成功の理由だったのではないかと思います。ただ、それを可能にしているのはアップル自身が持つ個性でもあったわけです。
企業にはそれぞれの個性があり、それを活かす工夫をしなければ、どれほど他社の外見やプロセスを真似ても、根本的な問題は解決しないと思います。
自分たちの企業は何物なのか？
まずは、その問いに答えられるようになることが必要なのではないかと思います。