プライベートが多忙を極めたため録画だけをしていたのですが、ようやく今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」を観賞しました。
いきなりの戦闘シーンの連続にびっくりしましたが、アメリカの「内戦」と我が国の「内戦」の対比は、見事な演出だと思いました。
困難な時代にもめげずに、生真面目に未来を信じて生きた人々を見るのは、本当に清々しさを感じますし、自分自身が大河ドラマを見るのを止められない理由なのかなと思っています。
今回、描かれた中で特に印象に残ったのは、会津家中の生真面目さでした。
土津公(保科正之公)以来の将軍の藩屏としての誇りや一生懸命に使命感を持って生きているという気概がひしひしと伝わってきて、とても良かったです。
また、吉田寅次郎(松陰)や宮部鼎蔵が会津を訪ねていたという史実に触れられていたのも好印象でした。両者はやがて敵対する立場となってしまうのが悔やまれるのですが。
会津藩の悲劇を描いたドラマで有名なのは、1986年に放送された「白虎隊」ですが、今回のドラマについては、それを上回る演出を期待しています。
会津藩の生真面目さを是非描ききって欲しいと思います。