私も大学時代は第1種奨学金のお世話になっていました。
と言っても途中からですが。
幸い金額は少なかったですし、無利子だったので、就職後10年ほどで完済できました。
支給されていなければ、退学しなければならない可能性があったので、緊急採用と呼ばれるものですが、支給してもらって今でも感謝しています。
今回の制度変更は、延滞増加もあるのでしょうが、改正民法によって人的保証の位置付けが変わったことも影響していると思います。
ただ、もともと経済的に余裕が無いからこそ、奨学金の申請をするのにも関わらず、申請に際して保証料を要求されることは、若干、本末転倒な気はします。
むしろ、受益者である大学や高校などに拠出を依頼することも視野に入れる必要があると思います。
まあ、既に国が拠出していますので、国公立の大学や学校の取り扱いは慎重に考える必要はあるでしょうが。
いずれにせよ、過去の私も含め、奨学金に助けられた人は多いでしょうから、現役が負担にならない程度に現行制度を維持する方策を考える必要はあると思います。