やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

観光特急として果たして三匹目のドジョウとなるかどうかが見物ですね

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近鉄の観光特急は現在、伊勢志摩方面の「しまかぜ」と吉野方面の「青の交響曲(シンフォニー)」とがありますが、そこに大阪難波から奈良と京都を巡る新たな観光特急が登場するようです。
青の交響曲(シンフォニー)」に続いて、既存の車両を改造することというやり方は近鉄らしいと思いました。

もともとはインバウンド需要の高まりで以前から構想はあったのでしょうが、「アーバンライナー」の後継車両である「ひのとり」へのバージョンアップを優先したことと、コロナ禍でインバウンド需要がほぼ雲散霧消状態になっていることで、今まで実現が遅れたのかなと思っています。
まあ、現実問題として、コロナ禍の収束後には国内旅行の反動増は間違いなく見られるでしょうから、近鉄としても沿線の奈良や京都への誘導を企図したのだろうとは思います。収束度合いによっては海外のインバウンド需要が回復する可能性もあるかもしれませんしね。

個人的には観光特急の増加で、鉄道の旅が見直されることに期待したいです。
ただ一方で、近鉄にとっての新たな観光特急が果たして三匹目のドジョウになるかについても気になっています。
おそらく、新たな観光特急を利用した旅行プランを積極的に提示する必要はあると思いますが。
近鉄の企画力が見物ですね。