今回は18切符を利用した日帰り旅に行ってきました。 自宅から姫路駅に向かい、まずは姫新線で津山駅へ。
姫路駅から姫新線と播但線に乗るためにはこの中間改札を通る必要があります。
キセル防止策ですね。
姫新線に直通列車はなく、途中で乗り換えが必要です。
姫路駅からは播磨新宮駅、佐用駅で乗り換えて津山駅に向かいました。
姫路駅からは2両編成でしたが、播磨新宮駅からは1両編成。
18切符シーズンのため、乗客は結構多めで混雑していました。
津山駅には正午過ぎに到着。
駅は昔からの市街地から川を隔てたところにありました。
明治の開業ということで、おそらくは他の地方の旧市街と同様に蒸気機関車の煙が敬遠されたのでしょう。
津山駅前にある箕作阮甫の銅像。
ペリー来航時のアメリカ大統領の国書を訳した洋学者として有名ですね。
もとは津山藩士だったんですね。
津山駅と津山市街を隔てる吉井川。
かつては高瀬舟による水運が盛んな河川だったそうです。
右手奥の丘に見えるのが岡山県作陽高校。
全国サッカーの常連校ですね。
津山市街にはこのような河童の石像が散見されました。
前述した吉井川に河童伝説があるのが由来のようです。
河童のことを津山では「ごんご」と言うそうで、毎年8月初めには「ごんごまつり」が開催されているそうです。
津山駅からは津山線の快速で一路岡山駅へ。
そこから桃太郎線こと吉備線に乗ってみました。
姫新線と同様、いずれの路線も非電化。
ディーゼル車独特の揺れが、かつて和歌山線でも走っていたディーゼル車を思い起こして懐かしかったです。
吉備線にはLRT化の構想があるそうです。
もし実現すれば富山港線に続いてJR線がLRT化されるということで、沿線の風景は一変しそうです。
開業時期はまだ未定のようですが、完成の暁には是非また乗りに行きたいですね。
吉備線を乗り継いで総社駅へ。
駅東側に可愛らしい雪舟像がありました。
有名な雪舟の涙の鼠のエピソードは、この総社市にあるお寺での話だったそうです。
総社駅からは普通電車で姫路駅に直行。
岡山駅から混雑しましたが、初めから座ることができたので助かりました。
姫路駅までは2時間弱の長旅。
姫路に着く頃には夜も更けていました。
今回は日帰りの旅でしたが、思ったよりも道中を楽しむことができました。
ただ、やはりゆっくり観光をしようと思うなら宿泊は必要なので、また温泉を巡りながらの旅がしたいですね。
九州や四国など旅行先の候補は目白押しなのですが、岡山県北部や広島県北部の温泉巡りもいつかはやってみたいですね。