今日、本屋に寄ってみると、ワイド版「風雲児たち」の第3巻、第4巻が発売されていたので早速購入しました。
表紙のリアルな保科正之、前野良沢や杉田玄白がなかなかいい感じです。
今回の中で圧巻だったのが、宝暦年間の薩摩藩による木曽三川の治水工事のくだりを描いたところです。
後に維新の雄藩として数多くの元勲を輩出することになる薩摩藩ですが、その影にはこの治水工事をはじめとして、実に数多くの犠牲があったということに、今さらながら衝撃を覚えました。
このような、教科書では決して教えられないであろう江戸時代の事績などを知ることが出来るのも、この「風雲児たち」の魅力の一つではないかと思っています。
なかなか売られている書店が少ないのが残念なのですが。(T_T)
是非、一読をおすすめします。