いよいよ戊午の密勅が水戸藩へ降下。
戊午などの干支についての説明が作品中になされていて、ようやく年代の関係がわかりやすくなりました。当時は西暦はもちろん、皇紀も一般的ではありませんでしたし、年号はしょっちゅう改元されていたので、干支が一番年代を把握するのに便利だったわけですね。
ちなみに「戊辰」戦争は同じ戊(つちのえ)なので、密勅降下から十年後の話となるわけです。それだけでも、いかに幕末という時代が短かったかがよく分かります。(ちなみに今年の干支は「庚寅(こういん)」です)
話は戻って。
この密勅降下を契機に、あの凄惨な安政の大獄が幕を開けます。
個人的には、吉田松陰の最後がどのように描かれるかが非常に気になっています。