やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

閃光のナイトレイド#07 「事変」

スポンサーリンク

今回は地上波で放送されなかったのですが、何故あれほど念押しされたテロップが毎回流されたかがよく分かりました。ですが、1931年を舞台にしている以上は、避けては通れない話でもあったと思います。
今回は、いつもの面々は出てこなかったのですが、歴史上にその名を知られた人物が数多く出てきました。
満州事変の首謀者であった石原莞爾中佐や板垣征四郎大佐。南次郎陸相、建川美次陸軍参謀本部第一部長、林久治郎奉天総領事、森島守人奉天領事など。
特に石原莞爾日蓮宗徒としての描写もあって、なかなかリアリティを感じさせられました。石原が唱えた「最終戦争論」は、彼の日蓮信仰を抜きにしては語れないのですが、その宗教的な側面もきっちりと描かれたことには好感が持てました。

この話と本編とをつなげるものは、おそらくは「預言者」と呼ばれた女性の存在であろうと思います。
彼女が今後、本編でどのように関わるかは分からないのですが、少なくとも葵との関わりはかなり大きいのかなと思っています。
ただ、この作品のペースで、1クールで本編が収まるのかが少し心配だったりはしますね。