やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

事業上の五つの大罪

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もしも「もしドラ」の作家がもうすこしドラッカーを読んでいたら(BLOGOS)

ドラッカーはマネジメントだけでは無いというお話。
現代の経営や経営者の条件なども、経営戦略を考える上で様々な示唆を与えてくれます。
ドラッカーがなぜ、今もなお支持を受けているかと言えば、消費者の視点をも含めて経営を考えているからにほかならないですね。
その視点が有るのと無いのとでは、文章一つをとっても受け手に伝わるものに大きな違いがあると思います。

大西氏が取り上げた、「未来の決断」の「事業上の五つの大罪」については、あの上田惇生先生のコラムで読むことが出来ます。
個人的には、昨日崇拝(明日の機会の無視)と問題至上主義(機会の軽視)以外の、利益幅信奉・高価格品信奉・コスト中心主義についても、今の我が国の企業の問題が見え隠れしているように思えます。
過去の成功の上にあぐらをかくというのは、何もしないから起こるだけではなく、過去の成功の上の同じレールを進むことによっても起こり得ると思います。常に新しい物を考えなければ、後は沈んでいくだけでしょう。
ましてや、法規制や協定などによって、過去の成功で市場を縛ろうとするのは論外だと思います。
新しい物とは何か?という問いについて、企業はもっと真剣に考えるべきであろうと思います。