紅葉の季節になったのと、京都国立近代美術館で面白そうな企画展が催されていたので、久しぶりに京都へ行ってきました。
まずはおけいはん(京阪電車)で三条へ向かい、そこから徒歩で京都国立近代美術館へ向かいました。
京都国立近代美術館「円山応挙から近代京都画壇へ」
京都は見事な秋晴れだったので散策も楽しかったです。
写真は平安神宮の大鳥居。
京都国立近代美術館はこの大鳥居の前にあります。
企画展「円山応挙から近代京都画壇へ」を鑑賞してきました。
強く感じたのは、日本画における円山応挙の足跡の大きさですね。
応挙の写実性を重視した絵画が生まれなかったら、今の日本画の方向性は大きく違ったものになっただろうとおもいます。
また、犬の絵など江戸時代の絵画であんなもふもふな絵が観れるとは思ってもみませんでした。
葛飾北斎の北斎漫画などもそうですが、我が国社会の感性は今も昔も変わらないところがあるということでしょう。
最近、様々な美術館を訪ねることが個人的に増えていますが、そこで役立っているのが国立国際美術館の友の会です。
年会費3,000円で国立国際美術館や京都国立近代美術館などで、企画展や特別展も含めて無料で鑑賞できるので便利です。
国際美術館と京都国立近代美術館、ともに面白い展示をしていることが多いので、この友の会の得点を利用してなるべく鑑賞するようにしています。
美術館の内部から大鳥居を撮影してみました。
向かいには、来年3月にリニューアルオープン予定の京都市京セラ美術館の建物がありました。
嵐山・嵯峨へ
次に美術館から嵐山・嵯峨へ。
地下鉄東西線と嵐電(京福電気鉄道嵐山本線)を乗り継いで行きました。
嵐電には初めて乗りましたが、外観も内部も風情があってなかなか良かったです。
嵐山に到着。
予想はしていましたが、渡月橋は観光客でいっぱいでした。
橋を渡るのも順番待ちだったので、今回は遠目で見るに留めました。
嵐山の紅葉もところどころで色付いている感じで、まだまだこれからといった感じでした。
小腹を満たすために、渡月橋前の茶房さくらで桜餅を頂きました。
餡の無い嵐山独特の桜餅で、普段よく食べる桜餅とは違った味わいが楽しめます。
桜餅を食べた後、少し足を伸ばして嵯峨方面へ。
嵐山商店街を北に歩いたところにある清涼寺へ行ってきました。
南側の仁王門からお寺の境内へ。
境内は紅葉がすっかり色付いていて、本堂も含めた様々な写真を撮らせてもらいました。
なかなか良いものを見させてもらいました。
日が暮れたので再び嵐電嵐山駅へ。
写真は嵐山駅周辺を彩るキモノ・フォレストと呼ばれるものです。
いわゆるインスタ映えするせいか、写真を撮っている人々で混雑していました。
久々の京都でしたが今回は快晴だったので、本当に気分良く散策できました。
次回もこうだといいなと思いますね。