懐かしい話ですね。
昔のソフトバンクは出版社というのが、私にとってのイメージでした。
シャープのパソコンユーザーだったため、Oh!MZ(後のOh!X)はずっと読んでましたしね。
その後、就職活動を通じてソフトバンクがソフトウェアの卸売会社であることを知りましたが、それでも当時はソフトウェアの卸売と出版事業が二本柱だという話を聞きました。
今からは想像もできないですね。
ここからは私見ですが。
おそらく、1990年半ばから始まったインターネットの普及が、会社の方針を大きく変えたのだろうとは思います。
1990年後半からソフトバンクは、米国Yahoo!との合弁や日本テレコムの買収などで様々な分野への進出を図っています。
根底にあったのは、インターネットによってもたらされるネット社会において確固たる地位を築こうというところにあったのでしょう。
球団買収についても、当時はマイナーだったソフトバンクの名前を携帯事業で名を売るために行ったという話を社長の孫正義氏がされていましたしね。
そう考えるとソフトバンク(ソフトバンクグループ)という会社は一貫してITと共に発展してきた会社だと個人的には思いますね。
若い頃のイメージとは大きく変わりましたが。
ただ、それが企業の成長といったものなのかもしれません。