やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

久しぶりに督戦隊という言葉を見ました

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久しぶりに督戦隊という言葉を見ました。
有名なのは、第二次世界大戦独ソ戦の中で、ソヴィエト連邦赤軍において組織されたものですね。
もともと一般的な軍法において敵前逃亡は死刑も含む極刑に処せられますが、督戦隊は軍法会議によらずに味方の兵士の敵前逃亡を抑え込むものだったので、極めて評判が悪かったようです。

ちなみに、私が督戦隊という言葉を初めて見たのは、歴史書ではなく田中芳樹氏の小説のアルスラーン戦記でした。
ルシタニア王国の王弟ギスカールが組織したもので、督戦隊の隊長が味方の兵士を「鼓舞」する様はえげつないものでしたね。

もっとも、その後督戦隊の隊長はパルス軍によって討ち取られ、隊長を失った督戦隊は味方の報復を恐れて雲散霧消しましたが。
ロシア軍の場合は独ソ戦の前例もありますし。また尻すぼみな結末になるような気はしますね。