この事件については、既に多くのメディアで取り上げられていますので、敢えて詳細は省きますが。またまたとんだ大事件ではあります。
それにしても、利害や感情などといったものよりも面子というものを一番大切にする中国政府の姿勢を見ていると、この国が人民民主主義国家であり、資本主義をうまく取り入れた社会主義国であると言う前に、儒教的で中華思想を持った大国だということを痛切に感じますね。
その事がいけないと言っているわけではないです。むしろ、民主主義と言う「正義」を御旗にかかげて「解放戦争」という名の侵略戦争を行なっている某大国に比べれば数段潔いことなのかもしれないとは思います。(^_^;)
話は戻しますが、おそらくはこの事件の落とし所としては、中国政府の面子を保ちつつ、実質的には我が国の意向に沿った解決法で落ち着くのだろうとは思います。
もちろん双方が完全に納得する解決法であるかどうかは保証の限りではないのですが。
おそらくは結構長い間しこりが残るかもしれませんね。
