やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

マリみて・春#12「青い傘」〜Le parapluie bleu

スポンサーリンク

久しぶりにマリみて・春をリアルで視聴。
どうやら「パラソルをさして」で今期は終わるみたいですね。
区切りのつけ方としては妥当な所ですか。

緊急避難と言うわけで、この聖の判断は正にナイスと言った所です。
しかし、聖という人は物語が進むごとに存在感が増していってますね。卒業してからもずっとですからね。
一方、ほぼ初対面な景の下宿に堂々と転がり込むのも、また聖と言う人な訳で。
………本当に素晴らしい性格の持ち主です。(汗)

おお、修羅場だなんて思ってしまったのですが、そこからドロドロとしたものにならないのはやはりマリみてだなあと思ったり。
ただ、確かに真美の言う通り、前回からの幾つかの局面は繋がらないが故に想像力がかき立てられる訳で、そう言う意味では隠したい事実が白日の下に晒されるよりも当事者たちは辛い思いをするんじゃないかと思います。
憶測を元にした噂話ほど恐い物は無いですしね。ましてや、思い込みからそれが真実にされてしまう時もあるわけですし。
そう考えると、祐巳は噂ぐらいではおたつかない良い友人たちに囲まれているなあと思いますね。

今回の話では、私が好きなこの二つのエピソードが盛り込まれていて本当に良かったです。
二人とも祐巳の良さを実に的確に表現してますからね。
彼女は確かにずば抜けた才能を持たない普通の女の子ですが、凡庸では無いですからね。そうで無ければ、あれだけ周りに人が集まることも無いでしょうし、また、山百合会での活動も長続きしなかったでしょうしね。
まあ、彼女の良さを評価してくれる人が側にいること自体が、彼女の幸運なところなのかもしれませんけどね。

来週はいよいよ最終話ですね。
次回も見たい場面が目白押しなのですが、とりわけ一番見たいのは「茹でタコ」なんですけどね。
何にせよ、キャラクターの意外な一面を見るのは、どんな作品でも非常に楽しみですね。