やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

伊州・江州紀行

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松尾芭蕉像

ここの所、全然車を動かしていなかったのと、適当にストレスを発散させたくなったので、ちょっと近くまでドライブに行ってきました。
目指すは伊賀上野
よく名阪国道は利用していたので、そばは何回も通ってはいたのですが、目的地として行くのは久しぶりですね。

上野城 天守閣の天井 石垣
俳聖殿 芭蕉翁記念館 松尾芭蕉生家

伊賀上野といえば忍者、そして忍者屋敷ですが、GW真っただ中というのもあり、行列がびっくりするぐらいになっていたので入場を断念。上野城松尾芭蕉の史跡を中心に市街地周辺を散策してみました。
伊賀上野は、安濃津(現在の津市)を本拠に伊賀・伊勢・大和三国三十二万石を領有した藤堂氏の伊賀支配の拠点として栄え、その中心であった上野城は、築城の名手と謳われた初代藩主藤堂高虎の手によって大規模な改修が行われており、今も残る石垣にはその面影が残されています。
その改修の際に五層の天守閣も建造されたのですが、完成目前の嵐により倒壊の憂き目に遭い、その後も一国一城令の絡みもあってついに再建される事はありませんでした。
現在見る事が出来る天守閣は、昭和十年に地元出身の衆議院議員・川崎克の私財提供によって建立されたもので、いわゆる模擬天守と呼ばれるものですが、木材や瓦、そして白壁などで出来ており、雰囲気は古来から存在する各地の天守閣に近い感じはしました。
その後、城内にある俳聖殿や芭蕉翁記念館、そして市街にあった松尾芭蕉の生家などを訪問。俳句に関しては素人なので、あまり突っ込んだ所まではわからなかったのですが、市街を散策していると、このような閑静な街だからこそ俳聖松尾芭蕉が生まれたのかなと思いました。

忍者最中 忍者最中の中身

そして、再び車に乗って滋賀県方面へ。
近道だと思って国道422号線を利用したのですが………その、あまりの酷道っぷりに走っている間中驚きの連続でした。(汗)
まあ、山道なので街灯が無いのはわかるとしても、途中ですれ違いが難しいぐらいに道幅が狭くなったり、国道の標識を見失うのは当たり前。挙げ句の果てには、くだんの国道よりも地元の林道のほうがよっぽど立派だという場所もあり、どうぞ迷ってくださいと言わんばかりの道でした。
とりあえずは、夜は絶対通ってはいけない道だというのが身にしみて解りました。
で、ほうほうの体で滋賀のはこべ邸にたどりつき、先に来ていたえびちゃんはこべの開発合宿を見学しながら、伊賀土産の忍者最中をパクパク食べてました。
しかし………喰うのについつい罪悪感を覚えてしまいましたよ。>忍者最中

インド料理 RAJU タンドリーセット

そして、晩飯に近くにあるインド料理 RAJUへ行ってきました。
………ナンがびっくりするぐらい大きかったです。何とか食べましたけどね。(汗)
適度に辛くて、うっすらと汗をかきましたが、なかなか美味かったです。
そして、食後にはこべ邸でまったりした後、えびちゃんを車に乗せて名神で一路大阪へ。
自宅にたどり着いた頃には23時を過ぎていました。
ですが、久しぶりのドライブで、本当に気分転換になって良かったです。
次は泊まりがけで限りなく遠方へドライブしたいですね。