やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

100名城の旅・その39〜松山城

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久しぶりに100名城の旅にも行ってきました。
今回は愛媛県内の城を歴訪してきました。
まずは松山城へ。

松山城松山市街の中心にあり、周囲を伊予鉄道路面電車が走っています。
JR松山駅から道後温泉行きに乗り、大街道停留所で下車すると北に歩いた所に本丸へのロープウェイやリフトの乗り口があるので松山城へ行くにはおすすめですね。

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ロープウェイとリフトの乗り場は城の東側にあり、料金はどちらも片道270円です。
個人的にはリフトがおすすめですね。
好天で風が心地よく、眼下の眺めも楽しめました。

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松山城はもともとは賤ヶ岳の七本槍の一人である加藤嘉明によって築城されました。
その後、嘉明は会津へ転封、蒲生氏による支配の後、久松松平家の松平定行が15万石で入部、幕末まで支配が続きました。
伊予の久松松平家徳川家康の異父弟定勝を祖とする家系で幕府からは親藩(御家門)の扱いを受けていました。
伊予松山に配置されたのは、もちろん外様大名宇和島伊達家などへの抑えでしたが、御家門だったこともあり、その後、松山城は度々火災に見舞われますが、その都度建物が再興されています。

また、明治維新後廃藩になっても、旧藩主と家臣団の繋がりは続いたことや、松山城そのものが大正時代に旧藩主家に払い下げられたこともあり、天守も含め、非常に保存の良い状態で残されています。

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天守閣から松山市街を眺望。
良い眺めでした。