やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

お涼の新刊と安彦先生の新刊

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まずは、ドラよけお涼の最新刊。
今回はお由紀のコスチューム姿がツボにはまった感じです。
後は、作中に出てくる「なでしこ飛行船隊」ですかねえ。
なんつーか、元ネタが幾つも浮かんできそうな感じでした。

そして、安彦先生の久々の歴史もの。
島原の乱後の東シナ海が主な舞台で、主人公は第三代平戸城主松浦隆信(宗陽)の息子という設定になっています。
我が国は島原の乱から鎖国へと向かう最中で、中国は明朝が衰えて女真族が台頭してきた頃。交易ではスペインやポルトガルが勢いを失い、オランダやイギリスが力を増してきた時代となってます。
………結構、マニアックな時代を安彦先生は選ばれたと思いますね。
キャラクターも、天草四郎本人や三浦按針の息子、果ては宮本武蔵までが出てきてます。
その内に、「国姓爺」鄭成功も出て来るんじゃないかと思ったりしています。
江戸時代を描いた作品としては、洋上の活劇も楽しめるようになっていますし、飽きさせない作品だと思いました。