やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

不合理な精神論で問題解決に向かう姿勢は今も昔も変わらない

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合理性よりも、声の大きい人や和を尊重する人たちの意見の方が重視されるところに、今の我が国の問題があると思います。
いや、今というよりは昔からですね。
合理性を考えれば、太平洋戦争は本土決戦直前までに幾度も終戦に持ち込むチャンスはあったはずですが、史実ではそのようにはなりませんでした。
この原因も、前述した我が国の問題が根底にあるのではないかと思います。
言論の自由が無かったという理由だけでは無いですね。

この根底には何があるのでしょうか?
おそらくは、合理性よりも感情的な充足を求める我が国独特の思考があるのかもしれません。
苦労をすればするほど良いという考え方でしょうか。
確かに、楽に進めるために先に苦労をするというのは、合理性を考えれば必然のプロセスなのでしょうが、達成感という心地よさを求めるために苦労をするというのは少し違うのではないかと思うんですけどね。
一時的な心地よさと合理性。
大切なのは、果たしてどちらでしょうか?