やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

辞任だけが責任の取り方ではないでしょう

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年始早々、いきなりカウンターパンチが。
過去の食品偽装事件や昨年の大阪地検特捜部の事件などにも共通するのですが、トップの辞任や関係者の処分だけで済ます姿勢ってどうなのかな?と思います。
我が国の社会は、失敗への対応が少しずれているのではないかと思うんですけどね。

大切なのは、失敗した人を吊るし上げにすることではなく、「何故そのような失敗が発生したのか」を追究して根本的な原因を解明し、失敗を繰り返さないための方策を明らかにすることに尽きるのではないかと思うんですけどね。
責任を取って辞任することなど、後からでもできるでしょう。
まあ、辞任させる方向へと追及するマスコミの姿勢もあるのかもしれないですが。
ただ叩くだけでなく、その後を見据えた対応が出来てこそ、リスクマネジメントが居一人前に出来たと言えるのではないかと思いますね。