やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

大阪府唯一の村の元気なお話

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とても興味深い話を見させてもらいました。
このような郊外の町村では、6次産業化などといった言葉がよく使われたりしますが、そう言ったお決まりの地域振興ではなく、地に足の着いた村の振興を進めているところに好感が持てました。
ただ、村内にコンビニが無いのは意外な感じでした。
金剛山への登山客も多いでしょうし、そもそも村自体が奈良に向かう国道309号線の通り道ですし、途中に一軒ぐらいはあるだろうと思っていたんですけどね。

千早赤阪村は、大阪府民には生駒山と並んでなじみ深い金剛山の登山口を擁していますし、何よりもあの楠木正成が築いた千早城址もありますしね。
マス釣り場もありますし、下手に遠方へドライブするよりは結構楽しめる場所だと思います。
平成の大合併時にあった吸収合併の話が頓挫し、法律上も過疎地域の指定を受けている村ですが、上記の記事にあるような話があるなら、面白いことをやってくれそうだと思います。

以前、必要に迫られて大阪府下の3郡6町村について調査したことがあったのですが、今回の千早赤阪村を含めて、豊能郡能勢町豊能町などは、農村地域という特性を活かした町村振興ができそうな気がします。
最近は、都会から農村へ引っ越す国内移住や地方移住といった言葉を多く見かけますが、一気に地方の山奥の農村に移住するのではなく、比較的に都心に近い郊外の農村に移住するのもありではないかと個人的には思いますね。
救急医療の例を出すまでもなく、いざという時に都心に向かえるというのは結構便利な点があると思いますし。
地方移住の新しい事例になるのではないかと期待しています。