いわゆるサービス残業ですね。
規制に対して部下を犠牲にして抜け道を使うという安易な姿勢が、長い目で見れば悲劇を招いたというところでしょう。
残業に対して真面目に手当を支給し、個人情報保護の観点から持ち帰り残業もさせない上で時間短縮を進めている企業の存在がある一方で、このように陰でルールを破っている企業があるのはとても残念だと思います。
企業で発生する不祥事の原因に、不祥事を起こす役員や従業員が誘惑に乗って安易な方法を求めるというものがありますが、この抜け道を使う手法も同根だと思います。
ルールを墨守することなど現実はできないという逃げ口上を使うのではなく、ルールを守るという観点からどうすれば実現できるのかを考えることが大切だと思いますね。
