モータリゼーションの進行で、鉄道をはじめとする地方の交通網が衰退したところに、少子高齢化によって、地方都市のコンパクトシティ化が進んだことが追い打ちをかけたような気がします。
人口の減少は、昔への回帰とも言えなくはないですが、昔と違うのは、地方の過疎化と社会生活の高度化が進んだおかげで、集落単独でコミュニティが維持できなくなっているところにあると個人的には思います。
このガソリンスタンドの事例が、その事を象徴しているのではないでしょうか?
解決策としては、記事の中でも書かれているように、ガソリンスタンドへの自治体の介入によるインフラ化などを進めるしかないと思います。
長期的には、都市計画としてのコンパクトシティ化により、人口を集めることでコミュニティを維持する方策が必要になってくると思いますね。公共交通機関の運営もやりやすくなるでしょうし。
いずれにせよ、高度成長期と変わらない都市計画の転換は必要だと思います。
票にはならないので、国会議員にせよ地方議員にせよ、腰は重いとは思いますが。