やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

京阪置石脱線事故のことを思い出しました

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1980年に大阪府枚方市で発生した京阪置石脱線事故のことを思い出しました。
中学生5人組が悪戯で京阪本線の線路にケーブルトラフ(コンクリート製U字形溝)を置き、京阪電車を脱線転覆させた事件で、100人以上の負傷者を出した大事件でした。

その後、犯人5人の内、4人の親と京阪との間で1人あたり840万円の支払いで示談が成立しましたが、残り1人の親が示談を拒否。
結局、京阪が2,180万円の損害賠償請求訴訟を提起し、最高裁までもつれ込んだ結果、この残り1人の親も最終的には同額の840万円の示談金支払いで和解したということです。

なぜこの話を覚えているかと言えば、当時、私は小学生でしたが、学校の先生からこの京阪の事件を引き合いに出されて、「絶対に線路に近づいてはいけないし、置石で脱線させたら、お父さんお母さんに非常に迷惑をかけるから絶対にするな」と厳しく言われたことが印象に残っていたからです。
おそらくはそれほど子供心に衝撃的な事件だったのだろうと思います。

今回、事件を起こした容疑をかけられている小学生がどうなるかは今後の成り行き次第でしょうが。
ともかく、線路に置石をするとどうなるかを普段から子供に諭しておく必要はありますね。
脱線事故はもちろん、線路に近づくことで電車に跳ねられることも十二分にあり得るわけですし。
今回の事件を機に、今一度子供に線路へ置石をすることの怖さが伝われば良いとは思いますね。

線路のイラスト