昨年同様、iPhoneとマイナンバーカードで確定申告を行いました。
昨年の確定申告のデータをiCloud Driveに保管していたので、今回の申告データの作成自体は楽に進めることができましたね。
今年の確定申告で楽になったのは、源泉徴収票と寄附金控除（ふるさと納税）の入力でした。
源泉徴収票はiPhoneのカメラで撮影することにより給与の支払金額から勤務先の住所・名称まで読み込んでくれました。文字の認識は若干誤りがありましたが、数字は完璧に読み込んでくれて入力の手間がかなり省けました。
寄附金控除はさとふるなどの特定事業者から「寄付金控除に関する証明書」を電子ファイルで受け取り、そのデータをe-Taxに読み込ませることで個別の入力が不要になりました。
これはとても便利ですね。
既に今年のふるさと納税も証明書を発行してもらえるように設定しておいたので、来年の申告も楽ができそうです。
後は医療費控除の入力がネックでした。
Macで申告をしていた時は国税庁の「医療費集計フォーム」へあらかじめ入力しておいて、そのExcelデータを読み込ませていましたが、iPhoneではその方法がつい使えませんでしたしね。
結局、Excelデータへ数式を加えて病院や薬局別に集計し、そのデータを個別でiPhoneに入力するという面倒な作業が待っていました。
やはり入力の手間を考えれば、寄附金控除と同様に医療費でも読み込み可能なデータが提供されれば良いんですけどね。
その点では、マイナンバーカードの健康保険証利用でデータの提供がなされることに期待したいです。
もっとも、かかりつけの病院や薬局で早くマイナンバーカードに対応してほしいんですけどね。
以上、まだまだ面倒な部分もありましたが、機能の改善が進められていてiPhoneでの申告はより容易になっていました。
個人的にはiPhoneとマイナンバーカードで電子申告は問題ないと思います。
あとは医療費控除のデータ入力が楽になればと思いますね。
