やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

単に労働力を求めて移民などを推進したい人たちは少し考えてみるべきでしょう

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研修実習生の増加で、わが国でも外国人労働者が増加し、異なる文化同士のあつれきも生まれています。
このあつれきへの対応が、本来外国人労働者を受け入れる側が支払うべきコストだと思うのですが、その点に関する議論が見えないのが残念ですね。

単に労働力を求めて移民などを推進したい人たちは少し考えてみるべきでしょう。
外国人をわが国の社会へ受け入れる時に生まれるあつれきに対して、どのように対応し、コストを支払うべきなのかと。
単純に労働力不足のみをクローズアップして、導入することによる弊害への対応を怠れば、わが国の社会に深刻なダメージを与えることになると思います。

後は「移民」排斥を訴える政党などが台頭する危険性ですね。
このまま無秩序に外国人労働者を受け入れ続けると、必ずわが国でも「移民」排斥の動きが出るでしょう。
人は誰しも理屈ではなく感情で異文化に対する不安感を持っているわけですし、そこにつけ込む政治家がいないとは限りませんしね。

単に外国人労働者の受け入れを要求するだけでなく、それに伴って発生するコストの負担についても、受け入れる側は覚悟を示すべきだと思います。