本当に久しぶりのフルメタル・パニック! The Second Raid。
つーか、衛星放送でわざわざスポーツはいらんやろと思ってたんですが。しかも二週連続も。
専門チャンネルでやったらええやん。
今回は宗介のヘタレっぷりが増幅されたお話でした。
こうしてテッサたんのブチ切れシーンを実際の映像で見てみると、上官としての理屈と一人の女性としての感情とに挟まれた彼女の苦悩がとても強く伝わってきます。
しかも、宗介はとまどうだけで、まだ自分の殻にこもったまんまだし。
これは先がとても思いやられるなと。
そして、登場早々、颯爽としたヒールぶりを発揮してくれたクルーゾー中尉。
ただ、いろんな上官のタイプがあるんだなあとは思いましたけどね。
フランクな態度で部下をおだててやる気を引き出すタイプ、寡黙だけどもいざという時に的確なアドバイスをするタイプ、そして、部下をとことんまで追い詰めて本気を引き出すタイプ。
他にもいろいろなタイプはありますが、それだけ自分なりの上官(上司)の演じ方があるんでしょうね。まあ、先に挙げたタイプでは、後者になればなるほど部下のストレスは高くなりそうですが。
う〜ん。
ヘタレてるというよりは、壁にブチ当たって悶々としているという方が正解なんでしょうか?
最初は任務のために接触していたかなめとの学校生活の中で変化していった宗介の感情。そして、生き延びるために使ったが故に唯一のアーバレストの操縦者となってしまった彼という使い手。この二つが彼自身に重くのしかかっている、そんな気がします。
まあ、結局のところは彼自身が乗り越えなければならない壁ではあるのですけどね。いみじくもクルーゾー中尉も指摘しているように。
このままクルーゾー中尉の懸念する事態に陥らなければいいんですけどね。