あるある大事典については、以前にマイナスイオンの件で触れているので敢えて繰り返しませんが。（結構、デッドリンクが増えてました。（笑））
ただ、今回の一件については、マスコミが流す情報を疑いも無く信じる人たちが未だに多い事に驚くというか呆れるというか、ともかくそのような気持ちのほうが大きかったですね。
それと、一度宣伝されると一斉に「回れ右」をする人たちの多さもですね。
正に、狂騒曲と表現するのが相応しいんじゃないかと思います。
宣伝によって、特定の食品を食べるだけで健康になると信じることをフードファディズムと呼ぶらしいですが、この傾向は別にこのフードファディズムに限った話では無いですね。
極端なダイエットに邁進する人たちもそうですし、テレビで放送された秘湯や名店に群がる人たちもそうでしょう。
以前に、大前研一氏が「バスに乗り遅れるな！」という言葉を著書の中で使っておられましたが、大前氏が使った意味とは違った意味で、私は我が国の国民性をこれほど的確に表現した言葉は無いと思っています。
その先にある意味をロクに考えもせずに、ただ流行に乗る事自体を目的にして狂奔する人々。
このような熱狂には、うっかりすると本当に乗せられてしまうのですが、ちょっとは心しないといけないかなと思ったりしています。
