やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

人々の関わりの拡大

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この記事で書かれているような現象が起こったのも、インターネットの仕組みそのものが、これまでの物理的な制約を超えた人々の関わりをもたらしたからなのでしょう。
単なる人々の関わりの拡大だけならば、近年の通信網の発達とは大して変わらないのですが、インターネットの発達がもたらしたのは他人に対してリアルタイムでの情報のやりとりを可能にした点だと思います。
これまではせいぜい、地理的に身近なコミュニティ内でやりとりされていたり、社内LANや閉じたパソコン通信でやりとりされていた情報が、一気に全世界に繋がりしかも一般化されてしまった。つまりは、全く知らない他人の情報にリアルタイムにアクセスでき、しかもリアルタイムに反応する手段が当たり前に使われるようになった。
このインパクトが社会に与えた影響は、想像を絶するものがあると思いますね。

関わる機会が増えると、それだけ問題を解決出来る人が関わる確率も高くなる。
こうして考えると、インターネットが社会に深く関わるようになったのは必然だったのだろうと思います。
まあ、こうなってくると、爆発的に増大した情報の質を見極める努力がこれまで以上に必要になるわけですが。
この辺りは次の課題になるんでしょうね。