やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

橋下市長が支持される理由

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個人的に「反橋下派」が唱える橋下市長の「危険性」に対して感じていた違和感が、ある程度氷解したので取り上げたいと思います。

橋下市長が国民の注目を集めたのは、世論を二分する政策や、歯切れの良い弁論、相手を完膚無きまでに叩く激しさもさることながら、日本は「何」を「何故」「誰が」「何時」「何処で」「どの様に」すべきかを全体的な視点で捉え、その中から優先順位をつけて説明する能力に優れているからです。

橋下市長を批判する人々は、彼が情緒的な扇動によって支持を受けているという点を強調しがちなのですが、情緒的な扇動を行なっているのは、むしろ反橋下派の人々ではないかと思いますね。
橋下市長の政策に反対する理由として、「独裁的」や「強権的」などという言葉で手法そのものを批判するだけで、真っ向から橋下市長が唱える政策に対案を出そうとしていないと個人的には感じます。

また、反橋下派はリスクを負っていません。
政策を唱えれば、必ず反発を受けるリスクを負うはずですが、そのリスクを橋下市長に押し付けて、自分はあたかも「弱者の味方」であるという姿勢を示して、リスクから逃げているように見受けられます。 橋下市長の政策に反対するとして、それでは、それに対抗する政策は何なのか。
反対の論陣を張る以上は、その対案を提示する義務はあると思いますけどね。

少なくとも、情緒的な反対論で政治を語る時代は終ったのではないかと思っています。