衆議院総選挙が終わりましたが、結果はまあこんなものかと。
野党は巻き返しを図る余裕はありませんでしたし、与党も自民党が単独で3分の2を獲得することもありませんでしたし。
結果としては、自公連立はより重要性を増した感はありますし、野党は集約がなされてきた感があります。
とりあえずは池上彰さんの番組を笑って見ながら、次の国政選挙でどう動きそうかを色々と考えていました。
ところで、今朝の新聞朝刊に大阪府下の比例選党派別得票数が発表になっていました。
以下、得票数順に列記してみます。
- 維 新 1,143,606
- 自 民 875,897
- 公 明 596,500
- 共 産 449,059
- 民 主 293,606
- 次世代 76,540
- 社 民 48,946
- 生 活 36,006
- 幸 福 12,581
際立つのは維新の強さと、民主、次世代の弱さですね。
特に分党した維新と次世代は、文字通り明暗を分けたわけですが、これは支持の源泉がどこにあったのかを如実に示していると思われます。
投票率が低い状況でもこれですから、維新が大阪府下の全小選挙区に準備万端で候補者を投入していたら、どうなっていただろうなと思いますね。世間で言われているほど、まだまだ大阪では維新の退潮というものは大きくは感じられませんでした。
で、来年は統一地方選挙があるわけですが。
果たしてどうなるかが見物です。
おそらく自公民共の各党は、単に維新の独善ぶりを批判するだけでは、有権者の心をつかむのは難しいと思いますね。
大阪都構想に代わる大阪再建の青写真を市民なり府民に示すことが出来なければ、また維新にしてやられる可能性が高いのではないかとも思います。
地方議員への信認が薄らいでいる昨今、身を切る努力など、余程のことをしなければならないと思いますね。