ホテルフジタ福井のステーキ丼
この3日間、宿泊はホテルフジタ福井でお世話になりました。
朝食は他のホテルと同様にバイキングでしたが、1日1食限定ながらステーキ丼が提供されていました。
熱々のご飯に焼きたてのステーキが乗ったもので、とても美味しかったです。
朝食は2度頂きましたが、2回ともステーキ丼を頂きました。(笑)
福井駅から東へ
旅行最終日の3日目は福井市の東側の山間部、一乗谷朝倉氏遺跡と曹洞宗の大本山永平寺へ行くことに。
当初はJR九頭竜線(越美北線)とえちぜん鉄道勝山永平寺線の利用を考えていたのですが、運転本数が少なくスケジュールを組むのが難しかった上に、当日(7月6日)は大雨で九頭竜線が運転取り止めとなったため、バスを利用することにしました。
今回は京福バスの朝倉・永平寺1日フリーきっぷを購入。
1,500円で一乗谷朝倉氏遺跡と永平寺に行くことが出来るフリー乗車券です。
福井駅にある京福バスのバスチケットセンターできっぷを購入し、早速駅東口にあるバス乗り場に向かいました。
福井駅東口は北陸新幹線の工事中で、一面足場が組まれていました。
次に福井を訪れる頃には風景も一変しているかもしれないですね。
隣接する京福バスの乗り場から、一路一乗谷朝倉氏遺跡へ向かいました。
曹洞宗の大本山「吉祥山永平寺」
一乗谷朝倉氏遺跡がある一乗谷城は100名城の一つなので、後日、100名城の旅で紹介したいと思います。
2時間ほど遺跡周辺を散策した後、再びバスに乗り、一乗谷の北にある永平寺へ。
あの曹洞宗の開祖道元禅師が800年近く前に開創した寺院だけあって、本当に山深いところにありました。
仏殿
山門から階段を上って行くと大きな仏殿がありました。
仏殿の更に上に法堂があり、多くの雲水(禅宗の修行僧)たちが修行を行っていました。
立入禁止の場所に入らないこと、フラッシュを焚かないこと、そして、雲水にカメラを向けないことなどを守れば、伽藍の内外の撮影は自由でした。
仏殿の内部は大伽藍特有の華美な装飾は少なく、質素な雰囲気を感じさせられました。
承陽殿
法堂の西側に開祖道元禅師から五代までの像が安置されている承陽殿がありました。
奥の「承陽」の扁額は明治天皇の揮毫によるものだそうです。
手前の「承陽殿」の扁額は「従一位勲一等侯爵源通久書」と書かれていることから、時の久我家当主久我通久侯爵による揮毫だと思われます。(久我家の本姓は村上源氏)
開祖道元禅師は久我家の出身と言い伝えられていることから、その縁で揮毫が行われたのかもしれません。
帰阪の途に
夕方近くまで永平寺を見物した後、バスで再び福井駅に戻り、特急サンダーバードで帰阪の途に。
福井駅を出発するのが少し早かった上に大阪に着く頃には飲食店が閉まっていると言うことで、福井駅で駅弁を購入してサンダーバードの車内で夕食にしました。
今回購入したのは福井名物番匠のかにめし。
思ったよりもかにの身が多く、とても食べ応えがありました。