やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

情報コントロールはここまでが限界だったのかなと

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WBCの日本対メキシコ戦を観ていた最中に飛び込んできた速報ということで。

考えてみれば、我が国から直接ウクライナを電撃訪問するよりも情報コントロールは比較すれば容易だったのかなとは思いました。
ただ、少なくともゼレンスキー大統領との会談の時までさえも情報コントロールが保たなかったのは、今の我が国の限界を示したのかなと思っています。

民主主義国家において、確かに情報公開は権力の乱用を防ぐ上で重要なものですが、それはすべての情報を速やかに公開することと同義ではないと思います。
法令により一定の年数の間公開されない国家機密もありますし、コントロールが必要な国の情報は結構あると思うんですよね。
特に今回のようなウクライナへの電撃訪問では情報コントロールが絶対に不可欠だったと思います。

もちろん国家機密といえどもいずれはすべて公開されるべきだと私も考えます。前述の通り、権力の乱用をけん制する意味合いはありますし。
ただ、マスメディアなどのスクープ合戦による意図せぬ情報の事前流出を防ぐためにも、あらかじめ情報公開のタイミングをコントロールする仕組み作りは必要だと思っています。
この辺りは今後国会などでも論議される必要はあると思いますね。