もう1年が経ったのかというのが正直な感想です。
安倍元総理の評価が固まるのはまだまだ先だと個人的には思いますが、少なくとも暗殺されるようなことをした政治家だったとは思えませんし、志半ばで他界されたのは非常に残念だと思っています。
言論には言論でもって対するのが民主主義国家のあり様なのは当然のことと思います。
ただ、その言論も単に感情によるものではなく、論理的に組み立てられたものでなければならないと個人的には思います。
感情に基づいた応酬がエスカレートすれば、1年前の安倍元総理の悲劇を繰り返す温床にもなりかねないと思うからです。
政治を変えるために怒りの感情を持つことは大切ですが、実際に政治的主張を広く世論へ浸透させるためには、多くの人を納得させられるロジックは必要でしょう。
特にSNSにおいてですが、ロジックを考えずに感情だけで政治的主張をしている人たちが散見されるのは非常に残念なことだと思っています。
冷静さは常に失わないでいたいものだと思いますね。