やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

マイカル

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昨日の日経に掲載されていたのですが、マイカル側が6月に取引銀行に提出した業績書類が、ワープロ打ちの一枚にたった三行だけだったそうですね。

そりゃあ取引銀行も怒りますよね。
多分私でも取引先がそんな資料しか出さなかったら、二度と顔を出さないでしょうね。

久々に本職関係の話をしましょうか。
まあ経験の少ない若造が何を言っているのかとお叱りの向きもあるでしょうが、どうも金融機関は融資をして当たり前としか思っていない事業主さんや企業の社長さんが少なからずいらっしゃいますね。
もちろん金融機関は平たく言えば利子で飯を喰っていますから、それは一面の事実ではあります。ですが、融資をしたら返済が苦しくなることが解っているのに、みすみす融資をする馬鹿は通常はいません。不良債権を増やすだけだからです。

ただ融資の話をする時に、ご自身の財務資料はろくすっぽ見せて頂けないのに、マスコミの論調に影響されてか金融機関に対しての批判を私の前で繰り返して、あまつさえ融資が出来なければ無能呼ばわりする。そんな方にはどうしても閉口してしまいますね。もちろん私の実力が足りないのもあるのかもしれませんが。

もちろんそんなお客さんは少数派ですね。
大抵のお客さんは事業の内容を腹を割ってお話して頂けますし、その上で融資を要請して頂けます。そんなお客さんでしたら、私も一生懸命何とか期待に応えられるように頑張ります。

結局は金融機関の営業も一人の人間だと言うことです。
うまくおだてれば木にものぼるのです。(爆)
金融機関の人間の扱い方にも、その事業主さんや財務担当者さんの資質というものが問われるようですね。