やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

Les Misérables in CONCERT

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今日はレ・ミゼラブル・イン・コンサートの観賞のために久しぶりに梅田に出かけました。
で、その前に、まずは今日発売のiPod miniを見に日本橋に出かけたのですが、出荷数が少ないせいか日本橋で現物を見ることが出来ませんでした。(もう少しくまなく探し回れば見つけれたのかもしれませんが)
どうやらiPod mini発売の盛り上がりは、銀座のアップルストアとかの局地的な物だったようですね。まあ、心斎橋に出店が内定しているらしいアップルストアが既に開店していれば話は別だったのかも知れませんけどね。
結局は梅田に出て、ヨドバシでようやく現物を見る事が出来たのですが。>iPod mini 思ったよりもコンパクトでびっくりしました。以前の日記では購入については否定的に書いていたのですが、よくよく考えると1000曲も入れば持ち歩きには十分ですし、何よりも下取りサービスもやっているみたいですしね。
少し、気持ちが揺らいでいます。(汗)

とまあ、前振りはここまでにして。
いよいよ、ヨドバシから阪急梅田駅を抜けて茶屋町へと向かいました。
目指すは茶屋町アプローズにある梅田コマ劇場。以前は劇場飛天と言う名前だったのですが、何年か前に旧の名称に復したようですね。
今回のコンサートのお目当てはジャベール役の鹿賀丈史さんと、もちろんエポニーヌ役の坂本真綾さん。ちなみに、コンサートと言ういつものミュージカルとは違う形式なので、ミュージカル中で使われる曲をピックアップして演奏がなされるのかと思っていたのですが。

なんと、ミュージカルの曲のほとんどを演奏してくれました。
舞台上の配置は、まず一番前にキャストの席とマイクがあってその後ろにオーケストラ、そしてさらに後ろにコーラス隊がひかえるという大編成で、その上に大きなスクリーンがあり、そこに解説や歌っているキャストのアップなどが映し出される仕組みになっていました。
もちろん、衣装はミュージカルの時に使うものと同じで、ミュージカルを想像しながら、純粋に中で使われる音楽を楽しんでもらおうとする意図が十分に感じ取れました。

今回出演した主なキャストは上の通りなのですが。(と書いてもよく見えないですよね、すいません写真撮るの下手くそで。(汗))
嬉しい誤算だったのが、ジャン・バルジャン役の今井清隆さんの素晴らしい歌唱を聞く事が出来た事でした。もう、幅広いオクターブのよく通る声で歌われましたからね、正に素晴らしいの一言です。ジャベール役の鹿賀丈史さんの抑揚を抑えた歌声とのコントラストも相まってとても印象に残りました。
そして、テナルディエ役の駒田一さんも、文字通り舞台を飛び出すほどの道化ぶりを演じてくれました。
テナルディエの役どころというのは本当に難しいと思うんですけどね。期待以上にユーモアたっぷりで且ついやらしく無いテナルディエを見る事が出来てとても楽しかったです。
で、エポニーヌ役の坂本真綾さんですが。
………とっても良かったです。特にオン・マイ・オウンの独唱は最高でした。
もちろん坂本真綾さんの歌は今までに何度も聞いてましたが、今回の真綾さんの熱唱は、コゼットの敵役である一方でマリウスへの一途な愛に殉じる一面も見せるエポニーヌと言う役どころに正にぴったりだと思いました。
本当に見に行けて良かったです。

そして、コンサート全体としては、独唱・大合唱共に一つ一つを十二分に楽しむ事が出来てとても満足でした。 特に最後のエピローグが圧巻で、アンコールが繰り返された後にスタンディング・オベーションまで巻き起こる盛り上がりぶりでした。
いやあ、ここまで盛り上がった催し物に参加したのは本当に久しぶりだったです。
今度、ミュージカルとしての大阪公演がある時は、是非再び見に行きたいですね。
もちろん、真綾さんが出演される時を選びますけどね。(苦笑)