やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

まあ、大阪府は狭いですしね

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神奈川の人口、大阪抜いて2位に?…10月国勢調査で - YOMIURI ONLINE(リンク切れ)

まあ、面積が大きいほど人の住む余地が大きいのは当然ですしね。東京都という超巨大経済圏に隣接しているのも大きいですし。
それに、この人口統計は夜間人口をベースにしていますからね。昼間人口で見てみたら、また違った見方も出来るかもしれません。(ちなみにそれぞれの県(府)庁所在地の人口を比較してみると、大阪市の人口は昼間には100万人増加するのに対して、横浜市は30万人減少します(平成12年の国勢調査での比較より))

それと経済力の比較ですね。
大阪府の経済力は、ほぼオランダ一国に匹敵しますが(約40兆円ー県内総生産ベース)、神奈川県は約30兆円。この辺を見てみても、大阪の凋落が世間で言われているほど著しいかというと必ずしもそうは言えない面があるとも思います。(近隣県に拠点を置く地域金融機関が、こぞって大阪に拠点を構えるのもその証左だと思いますし)

まあ、おそらくは経済のボーダーレス化や地域化が進むこれからの時代に、明治時代から引きずっている都道府県という枠組みに意味があるのかと言えば、ちょっと疑問に思いますけどね。
平成の大合併と言われる近年の市町村の大再編で、ドラスティックとも言えるほどに市町村の数は激減している一方で、都道府県は相変わらずですからね。非効率極まりないんじゃないかと思います。
別に道州制だけに固執する必要は無いと思いますが、連邦制も含めて、広域行政の新しい枠組みを考える必要は絶対にあると思いますけどね。