架空歴史物の中でも、特に太平洋戦争期を舞台にしたものはあまり読まないのですが、内親王(プリンセス)が主人公という話に興味をひかれたので買ってきました。
いきなり国が滅亡して圧政下に敷かれるというハードな展開ですが、女性の登場人物が多く出てきたりするので、悲壮感一辺倒でも無く、割と気を楽に持ってに読めるんじゃないかと思います。
欲を言えば、主役に近い登場人物たちにアクの強さが少ないかなとは思いましたけどね。
まだまだ、実在の人物の存在感に助けられているかなと思いました。
この辺は、次巻以降の展開に期待したいですね。