やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」8月感想

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水色桔梗

8月も終わりになってようやくNHK大河ドラマ麒麟がくる」が再開。
久しぶりであるのと、来月分と合わせると感想を書くのがかなり後になるので、一話分だけですが感想を書いてみたいと思います。

第二十二回 京よりの使者

戦国時代のお公家さんと言えばこの人。
というわけで関白近衛前久が登場。
随分と若いと思いましたが、永禄7年と言えば前久もまだ二十代後半ですしね。年相応な風体なのかなと思いました。ただし藤氏長者にして摂家筆頭だけあって若いながらも威厳は感じさせられました。
驚いたのは近衛前久と伊呂波太夫との繋がりですね。
近衛前久は公家でありながら戦国時代の荒波を上手く渡り歩いた人物でもありますが、そのバックボーンとしてこの大河では伊呂波太夫を配したのかなと思います。

伊呂波太夫と言えば、松永久秀との絡みも面白かったです。
吉田鋼太郎さんならではの豪快で強欲な久秀を観ることが出来てとても楽しかったですね。
これから久秀は、十兵衛の前にたびたび立ちはだかるのかなと思いますが、吉田さんなら敵ながら魅力的な久秀を演じてくれるだろうと期待しています。

後は、覚慶(後の足利義昭)など、これからの展開でメインになる人物も出てきましたが、気になったのは将軍足利義輝の投げやりっぷりですね。
この大河では剣豪将軍としての義輝ではなく、三好長慶などの有力な大名に抑え込まれた鬱屈とした義輝像をメインに描くのかなと各話を観ていて個人的には思います。
だとすれば、これからの十兵衛の動きは将軍家をいかに盛り立てるかというところがメインになるのだろうと思います。
そこからどのように信長と絡んでくるかは非常に楽しみなところですね。