都市交通におけてスピードが重要か?
必ずしもLRTや路面電車が最適解ではないとは思いますが、自動車の氾濫により都市部の交通渋滞に対して、何らかの対策を講じることに異論はないと思います。
その交通渋滞を考えるにあたり、果たしてスピードが重要なのかとは思いますね。
遠距離であれ近距離であれ、都市間の移動に関してはスピードが重要な要素の一つにはなるとは思いますが、狭い都市内においてスピードが重要かといえば、いささか疑問に感じます。
たとえスピードを犠牲にしても、円滑な交通が実現されることこそが重要だと思います。
単体ではなく総合的に考えるべきかと
上記の記事については、いずれも法令の改正や技術的な改良などによって改善が可能であると考えます。
また、LRTなどの推進の目的は、自動車などが排出する排気ガス(もちろんバスも含めて)の削減も目的の一つですので、都市内の自動車の運転規制とセットで考えるべきかと思います。
いずれにせよ、LRTや路面電車単体だけをとらえて、問題点を指摘するのはフェアではないと思います。
同じ指摘をするなら、バスや自動車などの現状の問題点なども比較して、利益衡量で総合的に考えるべきだと思いますけどね。