やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

必要は成功の母という言葉を思い出しました

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小泉環境大臣の育休取得が省内のテレワークなどを促したという下りを読んでいると、必要は成功の母という言葉を思い出しました。
ただ、それでも小泉大臣がリーダーシップを取らなければ、このような評価が出なかったでしょうしね。
環境大臣就任以来、色々と揶揄されることが多かった小泉大臣ですが、今回の取り組みは評価されて然るべきでしょうし、他の大臣も見習うべきだと思いました。
小泉大臣もインタビューで答えている通り、若い大臣だから出来たとかそう言うものではないと個人的にも思いますね。

それにしても気になったのが下記の下りです。

「幹部がオンラインレクに反対の方がおり、その場合必ず登庁しなくてはならなかった」

「さらに最悪だと思ったのは、国会議員のところにレクに行って、マスクを外せと言われた、と。人前でマスクするのはどうかという昔の考え方をする人がいるのだろう。全くコロナの現状を理解していない」

民間企業と同様に、労働環境への配慮にかける人はまだまだ多いですね。
官僚と言えども一労働者でしょう。
国会対策という民間企業とは異なる特殊な仕事があるとは言え、労働環境への配慮は当然でしょうし、省庁幹部はもちろん、国会議員こそが当然配慮すべきだと思います。

このコロナ禍への配慮に限らず、無遠慮な国会議員による質問主意書により官僚が休日出動や長時間残業を強いられる問題が以前からあります。
このままでは中央省庁に良い人材が来るわけがないですし、国会議員も自分で自分の首を絞めるだけだと思います。
コロナ禍に際して改善すべきなのは、こうした旧態依然とした政府・国会の体質なのではないでしょうか?