原油や木材、そして半導体など、「点」での需給ひっ迫は個人的に認識していましたが、産業機械の需給ひっ迫がここまでとは正直思っていませんでした。
このままでは来年、製造業はもちろん、社会生活にも甚大な影響を与えるのではないでしょうか。
個人的にはコロナ禍の比では無いのではないかと思います。
鍵になるのは生産の回復による供給拡大でしょうが、もともと供給拡大には時間がかかる上に、生産地では未だコロナ禍が収束していない点、物流を含めたサプライチェーンが途絶していることなどを考えれば、来年いっぱいはかかるのではないかと悲観的にならざるを得ないですね。
この状況に中小企業は耐えることが出来るのか?
来年が正念場になると思います。
おそらくは緊急事態宣言発出時以上の中小企業企業支援策を国は考えなければならないと思いますが。
コロナ禍の収束が見えてきて一安心と言いたいところですが、社会や経済の混乱はしばらく続くでしょうし、そこへのケアを国はもっと考えるべきだと思いますね。