大げさな表現かもしれませんが、一つの時代が終わったと思いました。
個人的には朝から飛び込んだこの記事はそれほどの衝撃でした。
吹奏楽に携わったことのある人で丸谷先生のことを知らない人はいないと思います。
大阪府立淀川工業高等学校(現・大阪府立淀川工科高等学校、以下、淀工)吹奏楽部の指導者・指揮者として、同校吹奏楽部を全日本吹奏楽コンクールに41回出場、32回も金賞を受賞させる実力校にした我が国屈指の吹奏楽の名指導者です。
個人的には、丸谷先生指揮による淀工の「アルメニアン・ダンス パート1」の演奏を中学生時代に聴いた際の衝撃は今も忘れられません。
さらに、関西の吹奏楽界をリードする存在として、様々なイベントへの参加を通じて、吹奏楽の普及に努められたことも特筆すべきことだと思います。
現在はコロナ禍で厳しい練習環境にはありますが、今もなお関西において吹奏楽を親しむ人々が多いのは、丸谷先生の精力的な活動もその一助になっていたのではないかと個人的には思います。
今はただご冥福をお祈りするのみですね。