やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

役員なら厳しい処分を受けるのは当然でしょうね

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今回の吉野家の処分については厳しすぎると役員と従業員を混同したかのような論調が一部にありましたが、先日の日記でも述べましたように、個人的には役員なら厳しい処分を受けるのは当然だと思います。
経営に携わるわけですし、その経営する企業に自ら損害を与えたとなれば従業員より責任は重大でしょう。
少なからぬ報酬を受け取っているわけですしね。

そもそも、刑法で定められている背任罪とは別に、特別背任罪がなぜ会社法で規定されているかですね。
経営に携わる者として大きな権限が与えられている代わりに、本人の言動や行動そのものが企業に大きな影響を与えるからだと思います。
マスメディアやネット上の論調を見る限り、前常務は自身の言動によって吉野家のブランドイメージを大きく毀損したと思われます。
その一事だけでも吉野家の業務に多大な影響を与えたと、他の経営陣や株主である吉野家ホールディングスが判断したとしてもおかしくはないと思いますね。

後は、会社法で規定されている役員の損害賠償責任について、どう問われるかといったところでしょう。
マスメディアが後追い報道するかどうかは分かりませんが、吉野家なり吉野家ホールディングスがその賠償責任を問うということになれば、またひと騒動になるのではないかと思いますね。