金管楽器が高騰しているという話は以前から聞いていました。
個人的にもトロンボーンを演奏したりするので、修理ができないところをへこまさないようにひやひやしながら楽器を取り扱ってはいますね。
金管楽器の高騰の主因は、真ちゅうなどの材料高騰や円安による海外製楽器の高騰ですが、同様のことは他の資源やエネルギー、食料品などにも言えるでしょう。
このところ続いている消費者物価高騰の原因は、賃上げではなく原材料やエネルギーの高騰に円安が輪をかけた格好になっているので、より家計への影響は深刻だと思います。
ただでさえ税金や社会保険料などの国民負担率が高くなっている中、賃上げすらない状態で物価の上昇が続けば、国内消費がひえこむのは自明の理でしょう。
消費喚起策が必要だとは思いますが、非課税世帯への給付金でお茶を濁すような現政権では望み薄でしょうね。
現実に様々な局面でお金を必要としている現役世代にお金が行き渡らないと、今のままではどうしようもないと思います。
