山陰旅行の2日目。
今回は出雲市内の観光地を探訪してきました。
まずはホテルで朝食を
今回は出雲市駅前から少し歩いたところにあるセンチュリオンホテル&スパクラシック出雲に宿泊。
朝食は和食と洋食がありましたが、二泊だったのでまずは和食を選択しました。
和朝食は出雲の名産ののどぐろなどが出ていて美味しかったです。みそ汁はもちろんしじみでした。
他にもビュッフェ形式で出雲の割子そばや出雲ぜんざいも出されていて、朝からお腹がいっぱいになりました
出雲大社
朝食後、朝から出雲大社へ参詣。
松江・出雲ミニぐるりんパスを使えば、出雲市駅前から出雲大社、日御碕へ向かう一畑バスが乗り放題だったので、今回は一畑バスを利用して行きました。
朝一番だったからか、出雲大社はまだ人がまばらでした。
さすがに出雲大社の神域は広かったです。
神域を散策していて気がついたのは、たくさん鎮座しているうさぎさんの石像でした。
どうやら、因幡の白うさぎから来ているようですね。
出雲大社には他にも様々なオブジェがありました。
特に印象的だったのがこのムスビの御神像でした。
この像は出雲大社の祭神大国主神の前に幸魂と奇魂が現れて、それらの魂をもって神性を身につけて神になるという過程を象徴したものだそうです。
とても大きく豪快な像でした。
勢溜から歩いてようやく拝殿に到着。
拝殿の前には銅鳥居がありました。
鳥居に「防長二州刺史」「大江綱廣朝臣」の銘があることから、どうやら毛利輝元の孫で長州藩第二代藩主の毛利綱広が寄進したもののようです。
ちなみに「刺史」とは国守の唐名、「大江」は毛利氏の本姓です。
拝殿の奥の本殿も参拝。
本殿は四方を普通に散策可能でした。
名高い本殿も外から少しだけ垣間見ることができました。
本殿参拝後は隣接する神楽殿にも行ってきました。
入口に飾られていた大注連縄の迫力がすごかったです。
大注連縄を下から撮影。
稲わらがぎっしりと詰まっていました。
見るだけでも相当な重さだろうとは感じましたね。
島根県立古代出雲歴史博物館
出雲大社参詣後は隣接する島根県立古代出雲歴史博物館へも行ってきました。
想像以上に大きい博物館でした。
広い博物館なだけあって、時間をかけて多くの展示物を見ることができました。
フラッシュ禁止ながら撮影可能な展示物が多かったのも良かったです。
中でもたくさんの銅剣が展示されている所は壮観でした。
とても歴史好きの心をくすぐる展示の数々でしたね。
出雲大社前駅
博物館鑑賞後は日御碕行きのバスの出発まで時間があったので門前町を散策。
旧JR大社駅は若干遠く工事中でもあったので、今回は一畑電車の出雲大社前駅を見物しました。
ホームには停車しているレトロな電車が見えました。
一畑のデハニ50形電車だそうで、運行はされておらず構内で展示されている車両とのことでした。
日御碕
海岸沿いに日御碕を散策しました。
切り立った岩も多く見応えがあり、福井の東尋坊や和歌山の三段壁などを思い出しました。
日が沈む聖地出雲ということで西に沈む夕日を楽しみにしていましたが、残念ながら曇天で大雨も近づいていたので、今回は見ることができませんでした。
日御碕神社
バスの出発まで時間があったので、日御碕から日御碕神社へ足を伸ばしてみました。
神話時代からの由緒ある神社ですが、江戸時代に時の将軍徳川家光の命で再建されたためか、日光東照宮を模した権現造の神社となっています。
出雲大社との違いが興味深かったです。
日御碕神社は下の宮の「日沉宮」と上の宮の「神の宮」から構成されています。
御祭神は日沉宮が天照大御神、神の宮が素盞嗚尊です。
出雲大社の祖神として、日が昇る東の伊勢神宮に対して日が沈む西の神社として崇敬を集めているそうです。
日御碕神社参詣後は再び一畑バスを乗り継いで出雲市駅へ。
丸一日の出雲市観光でしたが、様々なスポットを見ることができて楽しかったです。
今度は好天の時に巡ってみたいと思いました。
1. 出雲大社 2. 島根県立古代出雲歴史博物館 3. 一畑電車出雲大社前駅 4. 出雲日御碕灯台 5. 日御碕 6. 日御碕神社