先日の日記を書き終えた直後、全世界を震撼させる事態が発生しました。
もう既に数多くのメディア・ウェブサイトにおいて繰り返し報道されていることなので繰り返し記述することはしませんが、それでも多くの無辜の市民が犠牲になったという事実についてはただただ深い憤りを覚えるのみです。
今回のテロリズムで最も糾弾すべき点は、一般市民を盾にした上で更に多くの一般市民を虐殺したという点、まさにこの事につきます。
利己的な正義の旗の下では何をやっても許されるのでしょうか?
無辜の市民を生け贄に捧げることを喜ぶ神が彼らの信じる神なのでしょうか?
彼らは人類の歴史が続く限り、おそらくは長きに亘り語り継がれるでしょう。
英雄としてではなく卑怯者として。
もちろん今日の中東問題の原因は、欧州列強の拡張政策が作りだしたという歴史的事実は忘れてはなりません。
ですが、これらの問題がテロリズムを容認する理由には決してなりませんし、ましてや一般市民を虐殺する免罪符には絶対になりえません。
これらのテロリズムは、過去何十年に亘り戦火を交えつつも何とか窓口を作って話し合いの努力を続けてきた多くの人々を嘲笑し、冷水を浴びせかけたのです。
決して許されるものではありません。
今はただ一人でも犠牲者が少ないことを祈っています。