少し前の話になるのですが、ようやく復刊ドットコムから、長らく絶版になっていたエレニア記がようやく復刊されるというメールが届きました。
いやー長かった。
復刊依頼の投票をしてから丸五年でしたからね。
しかも、かつて出版していた角川書店からでは無くて早川書房からという事で。これで、一つの続き物のシリーズを二社が出すというねじれ現象も解消されるという事で、ファンにとっても嬉しい事です。
そこまで私が書くエレニア記という作品ですが。
正直言って、ハリーポッターの一連の作品を読むならば、こっちを読む方が面白いと私は思います。
ユーモアたっぷりなのは当然なのですが、読めば読むほど「本当にアメリカ人が書いた作品なのか?」と首をひねること請け合いですしね。(もっとも、王侯貴族をちゃかした書き方は、最初から共和国だったアメリカ的な見方と言えるかもしれませんが)
欲を言えば、これらの前作であるベルガリアード物語やマロリオン物語を先に読んでもらうのがいいとは思いますけども、ちょうど出版も始まりますし、前作との関連性も無いですから。順に読んでみるのもいいかもしれませんね。