読んでいて非常に不愉快になる記事でした。
それだけ減価償却が早く出来る上に将来収益に対する期待値が高いんだったら、その影で低コストの結果、薄給にあえいでいる制作サイドにもっと費用をかけてもいいんじゃないんでしょうか？
今はそのビジネスモデルで利益は上がるのかもしれませんが、やがては限界が来るのは明らかでしょうしね。
働いても報われない業界に、労働力がいつまでも供給されるとは思えないですし。
ただ、そこまでリターンに対する期待が高いのならば、昨今のアニメが粗製乱造されている理由も理解が出来るというものですね。
まあ、「消費」する市場は大して拡大しているとは思えませんから、数を作れば作るほど、それだけ一個一個の利益は少なくなるような気がしますが。
少なくとも、テレビ局がコストを制作側に丸投げしている現在の構造を変えない限り、この理不尽な状況は変わらないんじゃないかと思いますけどね。
