朝日新聞デジタル:〈証言そのとき〉日本にネット創った男:1 夢物語と…(リンク切れ)
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我が国でインターネットが普及する契機になったのは、1995年の阪神・淡路大震災の発生の時であったと記憶しています。
しばらくは電話回線がパンク状態で電話が繋がりにくく、却って当時のパソコン通信やインターネットメールでのやり取りの方が情報交換がスムーズに行なえたという事実が、人々をネットに目を向けさせる原因になったと思います。
折しも、インターネット接続が容易になったWindows95が発売され、早いところでは企業がホームページを作りはじめたところもあったように思います。
記事中に書かれている「インターネットを企業が使うようになる時代がきたら、スッポンポンで銀座を歩いてやるよ」というビジネスマンの発言などは今ではお笑い草ですが、まだ、文章作成はワープロが主流で、コンピュータは一部の技術者とマニアが使う物という認識が一般的だった1990年代前半においては、これが一般的な人の常識であったのだろうと思います。
わずか二十年ほど前のお話ですが、技術の進歩と社会の激変ぶりを認識させられる記事かと思いました。